2020.1.24 新型コロナウィルス

「 先生、厄介な感染症が流行り出しましたね。待合室のテレビで騒いでましたよ。 」 「新型コロナウィルスの件ですね。 」 「先生どう思います? 中国は何かと迷惑な国ですね!! 」 「 確かに、身勝手で他者に迷惑をかけることは多いですね。また、この時期に大移動なんて世界を攻撃しているようにも見えますね!?」 「 どうなるんでしょう? 」 「 日本でも結構拡がると思います。 それこそ、北朝鮮のように早速 中国からの入国は全面禁止にしたような手でも打たないとダメでしょう。厳しさのない今の日本はそんなことをしないし、今後の経済効果も考えてできないのでしょうね。」 「 みんなマスクをしてますがどうなんでしょう?」 「 はしかのような空気感染をするわけでもなさそうなので、マスクの予防効果は殆どないのではないでしょうか。罹患している人がマスクをして咳やくしゃみの拡散を防止する意味では良いのかもしれないですが。」「 罹ってしまったら病院へ行けって言ってましたが治るんですか?」 「 一般の風邪同様、病院に行っても治療法はありません。自己の免疫力で治していくしかありません。肺炎になっても細菌性の肺炎ではないので抗生物質も全く意味がなく、時間が経つのを待つしかありません。ウィルスにはワクチン接種の予防しかありませんが、今からワクチンを作るなんて到底間に合いません。現在、ウィルスに効く薬は、C型肝炎ウィルス、ヘルペスウィルス、インフルエンザウィルスぐらいかと思います。それくらい、薬の開発は難しいのです。極論を言えば、新型コロナウィルスに罹った場合は、病院へ行ってもその場で診断がつくわけでもなく、治療法もないわけですから、どちらかといえば他人にうつしてしまう可能性の方が高いため、自宅で1~2週間じっとしていることでしょうね。まあ、肺炎ともなるとしんどくてそうもいかないでしょうけど。電話で保健所に状況を報告するシステム作りが大切なように思えます。免疫力の弱い人は、病院に行っても残念な結果になるでしょうし、そうでない人は自然に回復してくるはずです。」 「 罹らないようにするにはどうすればいいのでしょう?」 「 風邪やインフルエンザの予防と一緒です。繁華街に行かないこと、狭い空間(電車、レストラン、風通しの悪い多数の人が集まる部屋などを避けることです。外出中、および外出後は数回、手洗いやうがいをすることですね。マスクはこういった場所では少し効果があるかもしれませんが、使い捨てでないと意味がありません。」 「 道頓堀、戎橋筋、黒門市場・・・大変ですね!」「 そうですね。しかし、この場所の店々は日頃は中国の人に稼がしてもらっているわけですから仕方ないですね。今後の情報収集が大切ですね。」