CT (Computed Tomography)

CT装置の導入

  • 開業以来17年間、当院の ” 目玉 ” ともいえる心臓カテーテル検査・治療が2017年12月をもって幕を閉じました。初代・二代目のカテーテル装置が天寿を全うし(老朽化)、3代目の導入も検討致しましたが、今、クリニックに必要とされているのはCT装置ではないかと考え導入することに踏み切りました。クリニックでCTが容易に撮影できれば、時間に余裕のない現役世代の方々のガンや大動脈瘤の検出などに大いに役立つのではと考えています。



2018年6月7日 午後10時から始まりました。
サッシの枠を外しました。



分解して搬送した装置を組み立てました(側面)。

分解して搬送した装置を組み立てました(正面)。

新たに幾つかに分解されたCTが搬入されています。
2代目カテーテル装置を運び出しています。
窓の外・・・ 4階の外です。

肺 CT

  • CT(コンピュータ断層撮影)は、X線を利用して身体の断面を撮影する検査です。X線を照射する装置が身体の周囲を回転しながら撮影したデータを画像化します。胸部レントゲン検査では2cm以下のがんを発見することは困難ですが、CT検査では5mm程度の小さながんを発見することが可能です。また、胸部レントゲン検査では心臓や骨、血管、横隔膜などに隠れて見えない部分も、CT検査では鮮明な画像で見ることができます。

腹部 CT

  • 腹部臓器は超音波(エコー)検査と内視鏡検査で殆ど評価することが可能ですが、膵臓に関してはエコーでは評価が困難であることがよくあります。CT検査は膵臓に関しても評価することが可能です。

    矢印; 膵臓がん

CT でわかる疾患

  • 肺がん、肺炎、肺結核
  • 甲状腺腫瘍
  • 腹部腫瘍(肝、胆道、膵臓、腎臓など)
  • 胸~腹部大動脈瘤
  • 脳腫瘍、脳梗塞、脳出血
  • 骨折など