2017.5.31 17年目の診療

今日でクリニックの16年間の診察が終わります。明日からは17年目の診察が始まります。16年間という月日が只々早く過ぎ去ってしまったように感じます。40歳になる年に開業し、私も今は55歳になりました。昔でいえば定年退職の歳です。小学校2年生、幼稚園の年中組だった娘たちも立派?な大人になりました。今も日帰りの心臓カテーテル検査は行っていますが、10年間日帰りでカテーテル治療を行った実績に我ながら感動を覚えます。無床のビル診療所で行うことは、世界中を探しても当院だけでした。おそらく、最初で最後のクリニックだと思います。クリニックで診療をする傍ら、大阪府下の複数の病院、奈良県下の病院、滋賀県下の施設など関西圏のみならず、日帰りで月1回 福岡市内の病院にもカテーテル治療で出かけたことも今となれば懐かしい思い出になりました。疲れも感じず、全力でよく頑張ったなと自分を褒めてあげたい気分です。今も甘えることなく頑張っているつもりではあるものの、当時の自分に笑われてしまう程度の頑張りなのかもしれません。そろそろ引退かな?と感じる今日ですが、一緒に走ってきてくださった患者の皆さんを置き去りにするわけにもいきませんね。体調が悪く、気分が冴えない時もありながら、午前5時間、午後2時間半ほどの息継ぎなしの診察には終わるころには息切れと大きな疲労を感じます。体力が減退するのは当たり前。いかにモチベーションを保って仕事をするかがこれからの課題と感じ、17年目のクリニック診療に突入です。患者のみなさん、一緒に頑張っていきましょう!